お正月飾りを毎年飾っている人も多いと思いますが、お正月飾りの一つ一つに意味があります。
「しめ縄」「門松」「鏡餅」「熊手」
地方によっては、他の物があるかもしれませんが、一般的なお正月飾りはこの4種類かと思います。
この4種類のお正月飾りの意味について、今日はお伝えしていければと思います。
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お正月飾りの意味
しめ縄
「しめ縄飾り」を、ものすごくわかりやすく理解してもらうと、神社の鳥居をお家に作っている感じです。
結界を作って、ここから先は人の世界ではなく、「神域」神様の領域の世界だよという境界線を作ります。
神様にどうぞぉ〜っと玄関を作るのが鳥居だと思ってください。
門松
玄関の前に飾る「門松」は神様が迷わないようにする目印で、
神様がこの家にはいって良いのかなぁ?どうかなぁ?って判断する物でもあります。
歳神様に私の家は、みんな長生きで繁栄したいですとお伝えしている感じかな
鏡餅
鏡餅は神様の依代です。歳神様がお家に来た時に、この鏡餅にやどります。
鏡餅の上に置くのは、本当は橙で、橙=代々、
もちを積み重ねるのも、代々積み重ねていけるようにと願いを表しています。
熊手
歳神様が授けてくれる、ご利益・幸運・倖せなエネルギーを余すことなく拾えるように、
かっこむ=かきこんで集めるアイテムです(*^^*)
ご利益を集めるので、 ちゃんと飾って、ご利益を1年中集めてくださいね
正月飾りのすべてに意味がある。
じゃぁ、全部をつなげて考えてみましょう。
まず、「しめ縄」で歳神様を呼ぶための空間である神域を簡易的に作ります。
神域を作ったら、神様を呼ぶための「門松」を作って、歳神様をお出迎え。
歳神様を、御呼びしたら、お席を用意しないといけませんね、「鏡餅」で歳神様の席を準備しましょう。
歳神様から頂いたエネルギーをこぼさないように、
こぼれたエネルギーも拾えるように「熊手」を準備して、ご利益を余すことなく受け取りましょう。
お正月飾りの全てに意味がちゃんとあるんですね。
まとめ
「門松」が神域がある場所を示して、「しめ縄」が鳥居、家が「本殿・社殿」、御神体になる鏡の代わりが「鏡餅」。
つまり、お正月飾りは、歳神様を御呼びして、簡易的な神社を作るためのものです。
熊手は、神様を御呼びするためのものではないですが、神様のご利益を余すことなく頂きたい人の欲得ですね(笑)
ただ書いていておもったのが、12月31日に大籠して、1月1日に参拝をして歳神様を直接お連れした場合、門松はいるのかな??
とか思って、その場合はどうなんだろう?無いよりは良いだろうけど、うーん悩みますw