鹿児島県薩摩川内市「新田神社(にったじんじゃ)」
九州地方は天孫降臨の舞台になった場所でもあるので、沢山の天津神が祀られています。
そのなかでも、天孫降臨の主人公ニニギノミコト様が眠る土地の神社がこちら。
今回は新田神社(にったじんじゃ)をご紹介させていただきます。
鹿児島県にある他の神社はこちらをごらんください。
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Contents
神社情報
〒895-0065 鹿児島県薩摩川内市宮内町1935−2
TEL:0996-22-4722
神社の由来・来歴
御祭神
主祭神:天照皇大御神(アマテラスオオミカミ)
イザナギノミコト・イザナミのミコトの子供として生まれ、
日本神話に登場する主神で、日本の太陽神とされています。
別名:大日孁貴命(おおひるめのむちのみこと)
天津日高彦火邇邇杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)
天照大神の孫にあたたる神様。
天孫降臨で、天の国高天原から、高千穂に降り立った神様。
正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊(まさかあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)
天照大御神の子供で、栲幡千千姫命との間に、ニニギノミコトが産まれています。
天孫降臨で、高天原から降りてきたニニギノミコトのお父さん、
御由緒・創建
神代の時代に、ニニギノミコト様が川内に着かれ、「千台(うてな)」という高殿を築いてお住まいになった場所が「可愛山陵(えのみささぎ)」
そして、そこからニニギノミコト様をお祀りするようになったのが、新田神社のはじまりと云われています。
もともと社殿がなく、山岳信仰として山自体が神域とされていたそうですが、
平安時代には「新田宮」と称されていて、その後、山の中腹にあった社殿が火災になったあと、山頂に再興された歴史があるそうです。
ご利益・ご神徳
子宝・安産祈願・子孫繁栄・五穀豊穣・厄除け
稲作を広めたというお話から五穀豊穣が云われるようになりました。
交通機関(アクセス)
肥薩おれんじ鉄道 上川内駅 徒歩にて約25分
JR九州新幹線 川内駅 タクシーにて10分
観光地
川内高城温泉郷
西郷隆盛が湯治していた温泉郷の1つで、日本の名湯百選にも選ばれたことのある湯治場。
昔ながらの町並みと、肌に優しい美人の湯、薬効にも優れているそうなので行ってみたい(*^^*)
グルメ情報
黒豚
鹿児島といえば、豚を使った料理で有名ですが、
それは、江戸時代の頃に島津家18代目の当主によって、鹿児島での畜産がはじまったそうです。
それから、400年の間、鹿児島で豚肉を使った料理が盛んになったそうですよ。
酒ずし
黒豚と同じく江戸時代からの歴史がある酒ずし。
地元のお酒を使って作る「なれ寿司」の一種だそうです、昔は鹿児島の定番料理だったみたいですが、
作るお店が軒並み減ってしまっているそうです(泣)
御朱印
参拝できない方にむけた写真で見る遠隔参拝
足を運ぶことのできた神社さんは、その神社の写真を掲載しております。
足を運べない方、これから足を運んで参拝をしたい方のために、
遠隔参拝していだければと思います。
新田神社のパワースポット情報!
可愛山陵は別名「神亀山(しんきさん)」とも云われていて、空からみると山が亀の形にみえるそうです。
ニニギノミコトの陵墓なので、ニニギノミコト様に感謝を込めて、
こちらも参拝をするのもいいですよ(*^^*)
まとめ情報
天照大御神様が祀られ、ニニギノミコト様の陵墓がある、皇室の方には特に縁が深い神社の1つ。
地域によって、国津神が祀られていることが多い土地、天津神が祀られ散る場所が多い土地にわかれますが、
鹿児島はどちらかというと、天津神が多く祀られている土地みたいですね(*^^*)
普段、大国主大神様が祀られている神社によく行く方は、気分を変えて天津神様が祀られている神社に行ってみるのはどうでしょうか。