神社・仏閣の関連知識 日記・雑談

【神事】夏と大晦日におこなわれる大祓式とは?どんな意味があるの?

日本には年に2回大きな大祓(おおはらえ)式があります。

それが、「夏越の大祓」・「師走の大祓」この2つ、そもそも大祓ってどんな神事なのかとか、
そう思う人もいると思いますので、今日は2つの神事について、
こういう行事なんだよというのが伝わればと思います。

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大祓

夏越の大祓

その地方によって始まりの云われが違いますが、イザナギのミコトが黄泉の国から戻ってきて、
千引きの岩で黄泉の国との入口をしめたあと、黄泉の穢を落としたことから始まりと云われています。

一年の約半分にあたる6月30日に半年間の罪穢れを落とす神事です。

ただ、地域によっては、夏に疫病が流行った時に、茅の輪をつけていた蘇民の一族は助かり、
これを民衆に伝え疫病を討滅したという説もあります。

この茅の輪をくぐる際に、下の言葉を頭を下げてから

水無月の夏越の祓え する人は 千歳の歳 延ぶと云うなり
※みなづきのなごしのはらえ するひとは ちとせのよわい のぶというなり

といい、八の字を描くようにして茅の輪をくぐり本殿で、お祈りをします。

みつき
夏越の祓えをする人は、千年長生きできると言われ詠まれた詩。
これだけ、健康であったらいいですね♪歳の部分は命という地方・齢と各地方あるようですが、
自分はこの漢字で昔ならこっちかなと思っていつもこっちを使います。

師走の大祓

夏越の祓えから半年が経つと、貴方の身体には知らず知らず、罪穢れをためています。

私はそんなに罪穢れをためていないと思っても、食べ物をたべたり、知らないうちに虫を殺していたり、
そういった人間が生活をする中、生きてる中でおきる罪穢れです。

今年も1年色々なことがあったとは思いますが、1年間貴方は無事に過ごせた生きていた、
その感謝の気持ちで、また来年もいい年になるようにと願い、罪穢れを祓って新年に向かうための神事です。

みつき
大祓式の後に、続けて除夜祭がおこなわれる場所もあります。
1年を締めくくる最後のお祭り、今年も一年無事に過ごせたと感謝するお祭りです

まとめ

日本の神社・仏閣の祭事を数が多いですし、毎月のように色々な祭事がありますけど、
とりあえずこの2つの大きな祭事は覚えておきましょう。

直接参加ができない方は、神事の前に行けばヒトカタがおいてありますし、
外出ができない方は、大祓祝詞を言葉に出す、心のなかで唱えるだけでも効果があります。

 

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