和歌山県伊都郡「丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)」
生活に関わる神様や、人々を幸福に導く・道案内してくれる神様が祀られている神社。
金剛峯寺に行く方は、コチラに参拝をしてからだと、さらにご利益があるかも!?
今回は丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)をご紹介させていただきます。
和歌山県にある他の神社はこちらをごらんください。
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Contents
神社情報
〒649-7141 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230
TEL:073-626-0102
神社の由来・来歴
御祭神
第一殿:丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)
天照大御神の妹神である「稚日女尊(わかひるめのみこと)」
丹生都比売大神の御子に当る高野御子大神と共に紀伊・大和地方を巡歴し、
人々のために農耕殖産(衣食の道・織物の道)を教え導いた神。
不老長寿、農業・養蚕・織物の守り神。通称「丹生明神」。
第二殿:高野御子大神(たかのみこのおおかみ)
丹生都比売大神の御子で、弘法大師の前に狩人の姿で現れ、
そのお使いである黒と白の犬が高野山に導いたことから人生の幸福への導きの神様。
通称「狩場明神」。高野山開創と関係する神。
第三殿:大食津比売大神(おおげつひめのおおかみ)
御食津大神(みけつおおかみ)とも呼ばれて、
漁業・海上安全・農業の神様で、食べ物を司る食物神として生活全般を
護り給う神として崇められている
別名:伊奢沙別命(いざさわけのみこと)※衣食住・海上安全・農漁業・交通安全
承元2年(1208年)に氣比神宮(福井県敦賀市)からの勧請と伝える。
第四殿:市杵島比売大神(いちきしまひめのおおかみ)
宗像三女神の一柱で、天照大御神様が素戔嗚尊(すさのうのみこと)の刀から生み出した水の女神。
通称「厳島明神」。第三殿と同年に厳島神社(広島県廿日市市)からの勧請と伝える。
御由緒
創建されたのは、今から約1700年以上前のことと伝えられます。
紀ノ川より紀伊山地に入り標高450メートルの盆地天野に創建され、ご祭神のお名前の「丹」は朱砂の鉱石から採取される朱を意味し、
『魏志倭人伝 ぎしわじんでん』には既に古代邪馬台国の時代に丹の山があったことが記載され、
その鉱脈のあるところに「丹生」の地名と神社となったそうです。
また、明治時代のの神仏分離までは、五十六人の神主と僧侶で守られてきました。
高野山参詣の表参道である町石道の中間にある二つ鳥居は、神社境内の入口で、まず丹生都比売神社に参拝した後に高野山に登ることが慣習だったそうです。
なお、平成十六年七月「紀伊山地の霊場と参詣道」の丹生都比売神社境内として世界遺産へ登録されました。
ご利益・ご神徳
除災招福・健康祈願・生活円満
病気・怪我に対しての参拝をすると良いと思われます。
交通機関(アクセス)
バス:笠田駅~丹生都比売神社前から30分ほど
観光地:
丹生酒殿神社
丹生都比売神社の御祭神が降臨したとされる榊山に鎮座する神社。
もしかしると、奥宮・里宮のような関係性だったのかもしれませんね。
住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町大字三谷631
高野山金剛峯寺
真言宗の宗祖である弘法大師空海が開創した場所であり、
明治以前は、高野山全体が総本山だったそうです。
住所:〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町高野山132
グルメ情報
めはり寿司
お握りを高菜の葉っぱで包んだめはり寿司。
和歌山県でも特に熊野古道の周辺地域で食べられている郷土料理。
角濱ごまとうふ総本舗
高野山で有名な「ごま豆腐」のお店、周辺には精進料理のお店も多くあります。
せっかくなので、お昼に精進料理を食べて身体を清めるのがいいですね。
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御朱印
参拝できない方にむけた写真で見る遠隔参拝
足を運ぶことのできた神社さんは、その神社の写真を掲載しております。
足を運べない方、これから足を運んで参拝をしたい方のために、
遠隔参拝していだければと思います。
丹生都比売神社で絶対外してはいけない情報!
高野山を訪れる前には、みなさん丹生都比売神社さんに参拝をしてから高野山に登ったようです。
いまみたいに舗装されていない、安全確保がされていない山道を、
開山したんでしょうから、安全祈願でもあったのかもしれませんね。
高野山に登る前に、こちらで参拝してから行く、できれば帰りにも参拝をすると良さそうですm(_ _)m
まとめ情報
和歌山県の一之宮巡りの中で、丹生都比売神社さんが少し離れていますが、
高野山があったりするので、観光として参拝する人にとっても、いい場所です。
神様の道案内をした二匹のご神犬は、
犬好きの人をやさしく導いてくれるかもしれませんね(*^^*)